2017年度日本草地学会弘前大会における優秀若手発表賞の選考結果

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2017年7月26日

2017年度日本草地学会弘前大会において、

二階莉紗氏
(東北大学大学院農学研究科、
演題名:ウェアラブルカメラを用いた放牧牛の摂食行動モニタリング:多様な植生下での摂食植物種の推定

を2017年度の優秀若手発表賞に選出しました。

本演題は、放牧家畜の摂食行動観察にウェアラブルカメラを用いることの有用性を検討したものであり、
カメラを頭絡でウシに固定し、撮影した画像を解析ソフトに取り込む方法でバイト数と摂取された植物種を測定し、直接観察した場合と比較した結果から、ウェアラブルカメラが直接観察よりも高精度で放牧牛の摂食行動を記録できることを示したものです。

本発表は、人が立ち入れない場所での放牧家畜の摂食行動調査を可能にしたこと、工夫した図を駆使した説得力ある説明が高く評価されました。

2017年3月 
選考委員長 石田元彦

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